ご無沙汰しています。久しぶりに記事を書きます。
近年、物価や光熱費・人件費の上昇が続く一方で、コンビニの売上増はそのペースに追いついていない、というのが正直な実感です。私のお店だけの話ではなく、業界全体として苦しい状況が続いていると感じています。
今回は、そんな「苦しい時代」のコンビニ経営を改善するために、私が実際に行動してみて「これが最も効果的だった」と感じたことをお伝えします。
結論から先にお伝えすると、優秀なコンビニオーナーに直接会って話を聞くことです。できれば複数店舗を経営しているオーナーさんなら、なお良しです。
「苦しい時代」が続くコンビニ業界の実情
ここ数年で、コンビニ経営を取り巻くコスト環境は大きく変わりました。
- 電気代・光熱費の大幅上昇
- 最低賃金の継続的な引き上げ(当店でも10年前と比べて時給が約20%上昇)
- 消耗品等の仕入れコストの上昇(包材など)
これらのコスト増に対して、売上・利益が同じペース以上で伸びていれば問題ないのですが、実態はそう甘くありません。
同業の方々と話をすると、「以前より手元に残るお金が減った」という声をよく耳にします。数字の話をすればシビアですが、これが多くのコンビニオーナーが直面している現実だと思います。
昨日の繰り返しだけでは、中長期的にジリ貧になる
「とりあえず今日も無事にお店を回せた」
毎日の業務をこなすだけで精一杯、という感覚はよくわかります。私自身もそういう時期がありました。
ただ、昨日と同じことを繰り返すだけでは、コスト増の波には抗えません。中長期的に見れば、売上・利益ともに少しずつ削られていく「ジリ貧」の未来が待っているだけです。((+_+))
個人的な見解ですが、これからのコンビニ業界では複数店舗をしっかり回せるオーナーしか生き残れない時代になっていくと考えています。1店舗のみから得られる収益はじわじわと減っていき、オーナーの生活は成り立たなくなる未来が見えるからです。
厳しいことを言うようですが、「現状維持=後退」という意識を持つことが、今のコンビニ経営者には必要だと思っています。
オーナーが「高み」を目指さないと、店は良くならない
断言しますが、オーナー以上に、そのお店のことを真剣に考えて良くしようとする従業員はいません。
これは従業員さんを批判しているわけではありません。当然のことだと思います。スタッフにとってコンビニはあくまで「働く場所のひとつ」であり、オーナーにとっては「生活・人生を賭けた事業」です。その温度差はあって当然です。
だからこそ、オーナーの意識・行動レベルが、そのままお店の上限になると私は考えています。
オーナーが高みを目指し、学び続けることが、結果として従業員さんの働く環境の向上や、お客様の満足度向上、そして売上・利益の改善につながるのだと思います。
最も効果的な方法:優秀なオーナーに会って話す
では、どうやって「高み」を目指せばいいのか。
本を読む、セミナーに参加する、本部の研修を受ける、自分で試行錯誤する…いろいろな方法がありますが、私が実感として最も効果が高いのは、実際に優秀なコンビニオーナーに会って直接話を聞くことです。
他のお店の良いところを真似ることは、経営改善の王道です。ゼロから自分で試行錯誤するより、すでに結果を出しているオーナーの考え方や手法を学ぶ方が、圧倒的に効率が良い。
コンビニオーナー同士は、特に同じ地域だとライバル関係になることも多く、横のつながりを作りにくいかもしれません。ただ、地域が異なるオーナーさんであれば、直接のライバルにはなりませんので、話を聞いてもらえる可能性は十分あります。
アプローチの方法としては、
- OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー)を通じて紹介してもらう:本部担当者経由なので敷居が低く、比較的つながりやすい
- SNS(X・Instagramなど)で発信しているオーナーさんにDMを送る:「この方の考え方は本物だな」と思う方に、真摯に連絡してみる
相手の貴重な時間を割いていただく形になるので、真剣な・本気な姿勢で臨むことが大前提です。「ちょっと話を聞いてみようか」という軽い気持ちではなく、「この人から学んで自分の店を必ず良くする」という覚悟を持って接することが大切です。
実際に東京のオーナーさんに会いに行った話
実は私、関西在住ですが、東京で複数店舗を経営されているオーナーさんにSNSのDMを送り、実際にお時間をいただいてお話を伺ったことがあります。
最初はドキドキしながらDMを送ったのですが、快く時間を作っていただき、本当に感謝しかありません。m(_ _)m
お話の中で学んだことは、細かいテクニックも非常に参考になりましたが、それ以上に大きかったのは「店作りに対するマインド」に直接触れられたことです。
- 売上をどのように作るか(どこにこだわり、何を仕掛けるか)
- 経費をどのようにコントロールするか(どこを削り、どこに投資するか)
- 組織(従業員)をどのように育てるか(どんな関わり方をしているか)
本やネットの情報では絶対に得られない「リアルな感覚」が、直接の対話には詰まっていました。
地域が違っても、同じフランチャイズで同じ看板を掲げて戦っている仲間として、非常に充実した時間でした。あの機会をいただけたからこそ、今の自分の経営に対する考え方の土台ができたと言っても過言ではありません。
まとめ
今回の記事をまとめます。
- 近年のコスト上昇に対して売上増が追いつかず、コンビニ業界全体として苦しい時代が続いている
- 昨日の繰り返しだけでは中長期的にジリ貧になる。現状維持=後退という意識が必要
- オーナー以上に店のことを考える従業員はいない。オーナー自身が「高み」を目指すことが店の上限を引き上げる
- 経営改善に最も効果的なのは、優秀なオーナー(特に複数店経営者)に直接会って話を聞くこと
- OFC経由の紹介やSNSのDMなど、真摯な姿勢でアプローチすれば道は開ける
- 細かいテクニックも大事だが、店作りのマインドに触れることの価値は計り知れない
コンビニ経営を続けていくと決めたなら、「今の店で稼ぐこと」に本気でこだわって上を目指してほしいと思います。
私自身もまだまだ道半ばですが、同じコンビニ経営者の皆さんと一緒に学び続けていきたいと思っています。(^^)
ご拝読ありがとうございました。

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